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カルタゲナー症候群(PCD)で高齢カップルにお勧めの精子提供プログラム

不妊治療中に男性に「カルタゲナー症候群」があることが見つかり、顕微受精をして治療中の方も少なくないようです。

1933年に内臓逆位、慢性副鼻腔炎、気管支拡張症を3徴とするKartagener症候群が報告され、1975年にKartagener 症候群の患者の精子鞭毛の超微構造上 の異常が示されました。その後全身の線毛の超微構造上の異常による線毛の不動が原因であるとされ、1977年に原発性線毛機能不全症候群(immotile cilia syndrome)という名称になりました。しかし、線毛の不動は絶対的な要因ではなく、異常な線毛運動のために有効な粘液線毛輸送機構が欠如しているとされ、原発性線毛運動不全症(Primary ciliary dyskinesia:PCD)という名称に現在は変更されています。PCD は10000人に1人の頻度で認められ、・・・・PCDの男性は不動精子となるため、男性不妊にも関係しています。精子が全く動かないため、通常の受精(タイミング、人工授精、体外受精)ができませんが、精子の能力は正常ですので、顕微授精により受精卵をつくり、赤ちゃんを授かることが可能です。

しかし、奥様が35歳を超えた辺りからと採卵も困難になってきますので、40歳までには精子提供による挙児を検討されてはいかがでしょうか?

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